貴婦人のレースの袖口のよう
薔薇の季節には少し早かったのですが
 早咲きのが チラホラと 
やはり 品があります
大正時代に作られたのに
 トイレも浄化槽を使い洋式
 今のトイレ事情と変わらないではないですか
 お金持ち おそるべしです
しかし この時代の貧富の差というのも
  考えてしまいました
食堂の天井のフルーツのレリーフもこれまたすばらしい
食堂の端と端でも 声が届くよう音響のいい作りに
なっているなんて なんて贅沢な・・
音響のいいのを利用して 音楽会も時々
開かれているそうです
庭のバラを眺めながら 
応接室にもバラのレリーフが・・乙女心のツボに・・
 応接室は喫茶室になっていてお茶をいただけます
2階にある和室は 外から和室とわからない設計
になっており 洋風の扉を開けると 和風の部屋が!
でも 違和感がないのは 開けてすぐ畳部屋なのではなく
ワンクッションおいたつくりになっているからでしょうか

武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、北側の小高い丘には洋館を立て、斜面には洋風庭園(設計 ジョサイア・コンドル)低地には日本庭園を配しました。日本庭園の作庭は 京都の庭師・植治こと 小川治兵衛。
明治から大正にかけて日本の建築界の発展に
多大な貢献をした 英国人建築家。
鹿鳴館、ニコライ堂、旧岩崎庭園洋館なども手掛ける

*ジョサイア.コンドル
   

大正6年 旧財閥古河家 古河虎之助邸として 
ジョサイア・コンドルの設計によって建てられました。
戦後英軍将校の宿舎として使われ、
その後は住むものもなく荒れ果てていた洋館を
管理者である大谷美術館が7年の歳月をかけて修復し、
1989年(平成元年)から一般公開されています。


駒込 旧古河庭園


洋館を訪ねる〜ジョサイア・コンドル

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