九人十人の大家族は珍しくない時代
魚を焼くにも大変です
匂いをかぎつけ猫がくるので
猫の見張り番は子供の役目
油断してとられた時は 
ひっつかまえて 耳を吹くと離すのですが
その魚は誰の分でしょうか
昔の農家は 猫の手も借りたいほどの忙しさ
小さな子供もよく手伝いをした
「笹飴買ったら笹やるぞ」
なんて父のジョークにのせられながら
頑張ったり少し怠けたり
昭和14年
 新潟県新井市生まれ
母が子供の頃の暮らしを
  絵手紙で綴りました
ともえの部屋